インストールは正常に終了したにもかかわらず、ATOK X が使用できない場合、以下の点を確認します。
■ 確認事項 ■
I. ATOK X のプログラムが起動しているか
ターミナルから以下のように入力し、ATOK X に関するプロセスが起動しているかどうか確認します。
(コマンド入力例)
$ ps ax | grep htt_server
$ ps ax | grep atokmngdaemon
$ ps ax | grep htt_xbe
htt_serverやatokmngdaemonが起動していない場合はサーバーの設定を、htt_xbeが起動していない場合はクライアントの設定を、それぞれ確認します。
II. XMODIFIERSの内容
ターミナルから以下のように入力し、環境変数XMODIFIERSが「@im=htt」になっているか、確認します。
(コマンド入力例)
$ echo $XMODIFIERS
異なる値になっている、もしくは値が設定されていない場合は、クライアントの設定ができていない可能性があるので、確認します。
III. 日本語入力が可能なアプリケーションかどうか
ATOK X を使用しようとしているアプリケーションが、日本語入力の可能なアプリケーションであるかどうか確認します。日本語入力が可能なアプリケーションかどうか、以下の手順でご確認下さい。
- ターミナルから「-xim」オプションを付けてアプリケーションを起動する。
- 「Ctrl」キー + スペースキー、または「半角/全角」キーでATOKパレットが起動するかどうか確認する。
(入力例:ktermを日本語入力できる状態で起動する)
kterm -xim &
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