[サポートFAQ]
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更新日:2002.02.08 - 情報番号:000062
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Q 他社の日本語入力システムに登録されている単語を、ATOK15の辞書に追加したい
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
他社の日本語入力システムの辞書の内容をテキスト形式の単語ファイルとして保存し、そのファイルをATOK15に一括登録します。
  • 対象となる日本語入力システム
    MS-IME2002/2000/98/97・MS-IME95・MS-IME・VJE・WXG・WXIII・OAK/Win

操作は次の流れで行います。


単語ファイルを作成する

ATOK15に登録する

こんなときは

[参考FAQ]

MS-IME(MS-IME2002・2000・MS-IME98・MS-IME97・MS-IME95)をATOK15と同じパソコンで使用している場合は、ATOK15環境移行支援ツールを実行する方法もあります。
Windows付属の日本語入力システム(MS-IME)の設定や辞書内容を引き継ぎたい

I 単語ファイルを作成する


他社の日本語入力システムに登録されている単語を単語ファイル(テキスト形式)として保存しておきます。
単語ファイルの作成方法については、他社の日本語入力システムのマニュアルまたはヘルプを参照してください。
II ATOK15に登録する

  1. ATOKパレット上で右クリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。

  2. [一括処理]をクリックし、[単語一括処理]シートを選択します。

  3. [ATOK辞書]に、単語を登録するATOK15の辞書セットまたは辞書ファイルを設定します。
    標準で使用している辞書に登録する場合は、[標準辞書セット]を設定します。
    右端の▼をクリックすると、辞書セットを変更することができます。

  4. [単語ファイル]に、上記の操作I で作成した単語ファイルを設定します。
    [参照]をクリックすると、[単語ファイルの参照]ダイアログボックスが表示されるので、[ファイルの場所]をクリックし、保存した単語ファイルのあるドライブを選択します。
    ファイルの一覧が表示されたら、目的のファイルを選択し、[開く]をクリックします。

  5. [単語ファイル形式]の右端の▼をクリックして、一覧から登録元の日本語入力システムの種類を選択します。

  6. 必要に応じて、[出力ファイル]に、登録できなかった単語情報を保存するファイル名を設定します。
    設定しておくと、登録できなかった単語があった場合に、その単語と原因の一覧を、テキスト形式のファイルとして作成します。
    設定する場合は、ドライブ・フォルダ・ファイル名を入力します。
    ※出力ファイルの利用方法は、出力ファイルの使い方に記載があります。

    [例] Cドライブに「MITOROKU.TXT」の名前で作成する場合 … C:\MITOROKU.TXT

    ※ファイル名は、ドライブ・フォルダ名から入力します。
    ※半角で入力します。
    ※大文字・小文字は関係ありません。

    なお、登録できなかった単語を保存するとき、Unicodeで保存したい場合は、[Unicodeで出力する]を チェックボックスオン にします。
    シフトJIS範囲外のUnicodeの文字をシフトJISコードで保存すると、?に置き換わります。チェックボックスオフ の場合は、シフトJISコードで保存されます。

  7. [登録]をクリックします。
    一括登録が始まります。 「終了しました」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。

  8. [終了]をクリックし、辞書ユーティリティを終了します。
補足

ATOK15とは品詞体系が異なるため、ATOK15辞書への登録時に最適な品詞に変換される単語があります。
詳細は、ATOKのヘルプを参照してください。
  1. ATOKパレット上で右クリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
  2. [一括処理]をクリックし、[単語一括処理]シートを選択します。
  3. [ヘルプ]をクリックします。
  4. [3)単語ファイル形式]のうち、品詞を確認したい日本語入力システムをクリックします。

こんなときは


<1>出力ファイルの使い方

一括処理で作成した出力ファイルは、一太郎やメモ帳で開いて、内容を確認することができます。
また、「読み 単語 品詞」をタブで区切り、次の行に「メッセージ」の形式でファイルに保存されるので、原因を確認し、内容を修正すれば、もう一度一括登録用の単語ファイルとして使用することもできます。

[例]メモ帳で操作する場合
  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-アクセサリ-メモ帳]を選択します。
  2. [ファイル-開く]を選択し、[ファイル名]に、出力ファイル名を入力します。
    上記の例の場合は、C:\MITOROKU.TXT と入力します。
  3. [OK]をクリックします。
    メッセージから登録できなかった原因を確認します。
    メッセージについては、下記の<2>エラーメッセージ一覧 を参照してください。
<2>エラーメッセージ一覧

出力ファイルのエラーは、原因に合わせて次の10種類に分類されます。
  • 読みが長すぎます 32文字以内で入力します

    読みは全角・半角を問わず32文字以内で入力します。

  • 読みに不適切な文字が含まれています

    読みに使用できるのは、全角のひらがな、全角・半角のカタカナ・アルファベット・数字・記号(#$%&*+−/:;<=>@¥_・ ’ ^ ~ ` )です。スペース、漢字は使用できません。

  • 読みの先頭文字が不適切です

    読みの先頭に ー ゛ ゜を使用することはできません。

  • 単語が長すぎます 64文字以内で入力します

    単語は全角・半角を問わず64文字以内で入力します。

  • 単語に不適切な文字が含まれています

    単語は漢字・ひらがな、全角・半角のカタカナ・アルファベット・数字・記号を使って入力します。

  • 品詞の設定が不適切です

    品詞の入力がまちがっています。ATOK15の品詞文字列で記述します。

  • 単語ファイルの書式が不適切です

    正しい形式に直します。

  • この読みではこれ以上登録できません

    設定した読みの辺りの領域がいっぱいになりました。
    辞書の内容整理を実行して登録し直します。
    単語登録時「この読みではこれ以上登録できません」などのメッセージが表示される

    または、別の読みで登録し直します。

  • 同じ読みの単語がいっぱいです

    指定した読みに対する単語がいっぱいになりました。
    この読みではこれ以上登録できません。 別の読みで登録し直します。

  • すでに登録されています

    同じ単語が同じ読み・品詞ですでに登録されています。
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