[サポートFAQ]
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更新日:2002.02.08 - 情報番号:000064
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Q 一覧出力・一括処理を行う方法
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
一覧出力で、辞書の内容をテキストファイルに保存することができます。 そのテキストファイルを別の辞書に登録する場合は、一括処理を行います。
ATOK辞書ユーティリティを利用して行います。

それぞれの場合に応じて操作します。


辞書の内容をテキストファイルに保存する (一覧出力)

単語ファイルを利用して、単語を一括して登録する (一括処理)

こんなときは

I 辞書の内容をテキストファイルに保存する (一覧出力)


辞書ユーティリティの[一覧出力]を使用して、登録単語をテキストファイルに保存します。
  1. ATOKパレット上で右クリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
    [辞書ユーティリティ]が起動します。

  2. [一覧出力]をクリックし、[単語出力]シートを選択します。

  3. [ATOK辞書]や[出力ファイル]など、各項目を設定します。

    • [ATOK辞書]
      一覧出力の対象となる辞書セットまたは辞書ファイルを指定します。 初期設定から単語の登録先を変更していない場合は、[標準辞書セット]を指定します。
      右端の▼をクリックして、辞書セットを選択・変更することができます。
      対象としたい辞書セットまたは辞書ファイルが指定されていない場合は、[辞書設定]をクリックし、選択し直して[OK]をクリックします。

    • [出力ファイル]
      一覧出力で作成するファイルの名前と作成場所(ドライブ・フォルダ名)を入力します。
      [例] Aドライブに「TANGO.TXT」という名前で作成する場合 … A:\TANGO.TXT

      また、[Unicodeで出力する]を チェックボックスオン にすると、辞書の内容がUnicodeで保存されます。
      シフトJIS範囲外のUnicodeの文字をシフトJISコードで保存すると、?に置き換わります。

    • [開始読み]/[終了読み]
      ファイルに保存する単語の範囲を設定します。
      すべての単語をファイルに保存したい場合は、[開始読み]・[終了読み]とも空白のままにします。

    • [種類]
      ファイルに保存する単語の種類を設定します。
      [システム単語]は、最初から辞書に登録されている単語なので、通常は選択しません。
      [登録単語]だけ、または[登録単語]と[自動登録単語]を チェックボックスオン にします。
      • 登録単語 … 単語登録コマンドを利用して辞書に登録した単語
      • 自動登録単語 … ATOKの学習機能によって自動的に辞書に登録された単語
        自動登録については、ヘルプに詳細な記載があります。必要に応じてヘルプを参照してください。
        ATOKパレット上で右クリックして、基本のメニューから[ヘルプ-ATOKの使い方(ヘルプ)]を選択します。[目次]シートで[カスタマイズ]をダブルクリックし、[辞書]をダブルクリックします。[辞書と学習]をクリックし、リンクの[自動登録される学習について]をクリックします。

  4. [実行]をクリックします。
    一覧出力が始まります。 「検索を終了しました」と表示されるので、[閉じる]をクリックします。

  5. [終了]をクリックし、辞書ユーティリティを終了します。
II 単語ファイルを利用して、単語を一括して登録する(一括処理)


ATOK15の辞書ユーティリティの[一括処理]を使用して、上記の方法でファイルに保存した単語を辞書に登録します。
  1. ATOKパレット上で右クリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。

  2. [一括処理]をクリックし、[単語一括処理]シートを選択します。

  3. [ATOK辞書]や[単語ファイル]など、各項目を設定します。

    • [ATOK辞書]
      単語を一括登録する、ATOK15の辞書・辞書セットを設定します。 初期設定でよい場合は、[標準辞書セット]を指定します。
      右端の▼をクリックし、辞書セットを選択・変更することができます。
      単語を登録したい辞書セット、または辞書が指定されていない場合は、[辞書設定]をクリックし、選択し直して[OK]をクリックします。

    • [単語ファイル]
      一覧出力で作成した単語ファイルを指定します。
      ファイル名は、ドライブ・フォルダ名から入力します。
      [参照]をクリックして、ファイルの一覧からファイルを指定することもできます。
      [例] Aドライブの「TANGO.TXT」を使用する場合 … A:\TANGO.TXT

      また、[単語ファイル形式]で、作成した単語ファイルの形式を選択します。
      今回のようにATOKで単語ファイルを作成した場合は、[ATOK]から変更する必要はありません。

    • [出力ファイル]
      必要に応じて、一括処理の結果をテキスト形式のファイルに保存します。
      作成する設定にしておくと、登録できなかった単語があった場合、その単語と原因を確認することができます。
      詳細は、出力ファイルを確認するを参照してください。
      ファイル名は、ドライブ・フォルダ名から入力します。
      [例] Cドライブに「MITOROKU.TXT」の名前で作成する … C:\MITOROKU.TXT

      また、[Unicodeで出力する]を チェックボックスオン にすると、登録できなかった単語を保存するときにUnicodeで保存されます。

  4. [登録]をクリックします。
    一括登録が始まります。 「終了しました」と表示されるので、[閉じる]をクリックします。

  5. [終了]をクリックし、辞書ユーティリティを終了します。

こんなときは


出力ファイルを確認する

[一覧出力]や[一括処理]で作成した出力ファイルは、一太郎やメモ帳で開いて、内容を確認することができます。

[例]メモ帳で開いて確認する場合
  1. Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム-アクセサリ-メモ帳]を選択します。

  2. [ファイル-開く]を選択します。

  3. [ファイル名]に、辞書ユーティリティの出力ファイルで設定したファイル名を入力します。
    上記の例の場合、次のように設定します。
    • 一覧出力 … A:\TANGO.TXT
    • 一括処理 … C:\MITOROKU.TXT

  4. [開く]をクリックします。
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