図面のファイルサイズを小さくして保存するには、次の方法があります。
■図面全体を圧縮する
図面全体を圧縮して保存すると、ファイルのサイズが小さくなります。
圧縮して保存された図面の拡張子は「.JHDC」です。
圧縮して保存した図面は、[ファイル-開く]を選択して、通常の図面と同じ操作で開くことができます。
■操作
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存形式]の右端の▼をクリックし、[通常(圧縮)]を選択します。
- [ファイル名/URL]に図面の名前を入力します。
必要に応じて、ファイルを保存する場所も設定します。
- [OK]をクリックします。
ファイルが圧縮して保存されます。
※[ファイル-一部保存-選択図形/ページ/参照図形]でもファイルのサイズを小さくして保存することができます。
▼注意
- 圧縮して保存した図面は、花子12以降の花子でしか開けません。
●こんなときは
- 定型図面を圧縮する
定型図面を圧縮したい場合は、[保存形式]で[定型(圧縮)]を選択します。 拡張子は「.JHTC」です。
■イメージ枠を圧縮する
図面にイメージ枠が含まれていると、図面のサイズが大きくなります。
イメージ枠を圧縮することで、図面のファイルサイズを小さくすることができます。
※イメージ枠の圧縮は、[保存形式]で[通常]または[定型]を選択したときに利用できます。
※イメージ枠を圧縮するかしないかの設定は、[ツール-オプション]で切り替えられます。
■操作
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存形式]の右端の▼をクリックし、[通常]を選択します。
定型の図面ファイルとして保存する場合は、[定型]を選択します。
- [ファイル名/URL]に図面の名前を入力します。
必要に応じて、ファイルを保存する場所も設定します。
- [OK]をクリックします。
[イメージ枠の保存方法]ダイアログボックスが表示されます。
- イメージ枠を圧縮する場合は、[圧縮する]をクリックします。
イメージ枠が圧縮して保存されます。
※[ファイル-一部保存-選択図形/ページ]で、[保存形式]が[通常]または[定型]の場合も、イメージ枠を圧縮して保存することができます。
▼注意
- 圧縮したイメージ枠を正しく読み込めるのは、花子2005以降です。
花子2004以前の花子では、イメージ枠を圧縮して保存した図面内の、イメージ枠を読み込むことはできません。
●こんなときは
- 常にイメージ枠を圧縮して保存、または圧縮しないで保存するように設定する
セットアップ直後は、保存時にイメージ枠を圧縮して保存するかしないかを選択する設定になっています。
通常または定型の形式で保存するときは、常にイメージ枠を圧縮して保存するように設定することもできます。
[ツール-オプション]の[ファイル操作-保存処理]を選択し、[イメージ枠を圧縮保存する]で[圧縮する]を選択します。
逆に、常にイメージ枠を圧縮しないで保存する設定にする場合は[圧縮しない]を選択します。