ATOK17〜ATOK12の辞書は、ATOK 2005でそのまま使うことができません。辞書コンバートの機能を使って、ATOK17〜ATOK12の辞書をもとに新しくATOK 2005用の辞書を作成します。
※辞書コンバートの対象となる辞書は、次のとおりです。
- ATOK17〜ATOK12のユーザー辞書
- ATOK17〜ATOK12のシステム辞書のうち、ATOKが提供していた辞書以外の辞書(一括登録などを行って作成したシステム辞書など)
◆補足
以前使用していた旧バージョンのATOKから単語登録した内容をATOK 2005で使用したい場合は、以下のFAQを確認してください。
→旧バージョンのATOKで登録した単語を、ATOK 2005でも使用する
■操作
1 辞書コンバートを行う
旧バージョンのATOK辞書をATOK 2005の形式にコンバートします。
- ATOKパレット上で右クリックし、[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
辞書ユーティリティは、ユーザー辞書(ATOK18U1.DIC)を開いた状態で起動します。
- [ファイル-辞書コンバート]を選択します。
- [変換元辞書]の[参照]をクリックし、旧バージョンのATOK辞書ファイルを選択します。
- [変換先辞書]に、新しく作成するATOK 2005の辞書ファイル名をドライブ名・フォルダ名から入力します。
[参照]をクリックすると、フォルダなどをクリックして選択できます。
【例】Windows XP/2000の場合
?:\Documents and Settings\<各ユーザー名>\Application Data\Justsystem\ATOK18\<辞書ファイル名>.dic※?には、Windowsの存在するハードディスクドライブ名が入ります。
- [見出し]に、新しく作成する辞書の見出しを入力します。
辞書の内容や特徴がわかりやすい見出しを付けておくと便利です。
- [OK]をクリックします。
変換元辞書をもとに、ATOK 2005の辞書が新しく作成されます。
- 「終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- 画面右上の[×]をクリックして、辞書ユーティリティを終了します。
2 辞書を設定する
コンバートした辞書をATOK プロパティで設定します。
- ATOKパレット上で右クリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 右上の[辞書セット一覧を表示]が になっている場合は、クリックして にします。
- 左側の[辞書セット一覧]から辞書を割り付けたい辞書セットを選択します。
※スペースキーで変換できるようにする場合は、[標準辞書セット]を選択します。[F5]キーで変換できるようにするには、[辞書セット5]を選択します。
- [辞書の追加・削除]をクリックします。
- [追加可能な辞書の一覧]から、1でコンバートした辞書を選択し、[追加]をクリックします。
追加したい辞書が表示されていない場合は、[ファイルを指定して追加]をクリックし、1-4.で設定した場所を指定し、追加します。
- [辞書セットの内容]に追加した辞書名が表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。
[辞書・学習]シートに戻ります。
- [OK]をクリックし、ATOK プロパティを終了します。
次回起動したアプリケーションから辞書が使用できるようになります。