読みの分からない漢字は、コード入力や部首入力、ATOK10の文字パレットを利用して入力を行います。
◆操作手順
- コード入力を行う場合
コードを元に文字を入力します。
- [f・10]キーを押し、画面下のATOKパレットの表示を[コード]に変更する。
- 入力したい文字をコード入力する。(各文字のコードは、本体/プリンタのマニュアルや漢和辞典を参照。)
コード入力で使用できるコードは、JIS/シフトJIS/区点の3種類です。[SHIFT]+[f・7]キーを押し、コードを変更します。
- 入力したコードの文字が表示されるので、確定する。
コード入力後、[XFER(前候補)]キーを押すと、そのコード以降のコード番号の文字の候補群が表示されます。
- 部首入力を行う場合
部首名を元に文字を入力します。
- 呼び出したい文字の部首名を入力し、変換前の状態で[SHIFT]+[f・6]キーを押す。
- 候補群が表示されるので、入力したい文字を選択して確定する。
部首入力が実行できるのは、第二水準漢字のみです。第一水準の漢字は、部首入力の対象となりません。
- 文字パレットから画数を元に呼び出す場合
文字パレット上で、総画数を元に文字を入力します。
- ATOKパレットの[文字パレット起動]アイコンをクリックする、またはATOKパレットにカーソルを合わせて右クリックし、「文字パレット」を選択して文字パレットを起動する。キー操作で起動する場合は、[CTRL]+[vf・1(F11)]キーを押します。
- [漢字検索]をクリックし、[漢字検索]シートに切り替える。
- [漢字の検索条件]に画数を入力し、[検索]をクリックする。
画数は、5画から7画のように範囲を指定することもできます。また、読みと画数の両方の条件を指定することもできます。
複数の条件を指定する場合は、条件と条件の間にスペースかカンマを入力します。
例)「しゅう」という読みの5画から7画の文字を検索する
漢字検索条件:しゅう 5-7
- 検索結果の漢字一覧より入力したい文字を選択し、[確定]をクリックする。
本文中のカーソル位置に指定した文字が入力されます。
一太郎以外のアプリケーションで入力する場合は、さらに以下の操作を行います。
- アプリケーション上で、入力した文字に、文字パレット上で選択したのと同じフォントを設定する。
- 文字パレットから部首を元に呼び出す場合
文字パレット上で、部首を元に文字を入力します。
- ATOKパレットの[文字パレット起動]アイコンをクリックする、またはATOKパレットにカーソルを合わせて右クリックし、「文字パレット」を選択して文字パレットを起動する。キー操作で起動する場合は、[CTRL]+[vf・1(F11)]キーを押します。
- [漢字検索]をクリックし、[漢字検索]シートに切り替える。
- [部首の検索条件]に部首名を入力し、[検索]をクリックする。
例)「鎧」という漢字を検索する。
- [部首の検索条件]に「かねへん」と入力し、[検索]をクリックする。
- [部首]の欄に「金」の部首が表示され、検索結果に「かねへん」の漢字一覧が表示される。
漢字一覧から「鎧」を選択して入力することもできます。
- さらに絞り込む為に[部首]の左から2番目の枠をクリックする。
- [部首の検索条件]に「まめ」と入力し、[検索]をクリックする。
- [部首]の左から2番目の枠に「豆」の部首が表示され、検索結果に「かねへん」と「まめ」を含む漢字一覧が表示される。
- 検索結果の漢字一覧より入力したい文字を選択し、[確定]をクリックする。
本文中のカーソル位置に指定した文字が入力されます。
◇部首の指定方法◇
部首名は、[部首の検索条件]に直接入力する他、[部首設定]から設定することができます。
[部首設定]をクリックすると、[部首一覧][部首画数][部首名][漢字参照]の項目が表示されます。
[部首一覧]・・・画数毎に部首が一覧される。一覧から部首を選択する。
[部首画数]・・・[部首画数]欄に部首の画数を入力し、指定した画数の部首を検索する。
[部首名] ・・・[部首読み]欄に「かねへん」など部首の読みを入力し、指定した読みの部首を検索する。
[漢字参照]・・・[漢字]欄に入力したい文字と同じ部首を持つ漢字を入力し、部首を検索する。
[位置]で、選択した部首が含まれる位置を指定すると、漢字が絞り込みやすくなります。
一太郎以外のアプリケーションで入力する場合は、さらに以下の操作を行います。
- アプリケーション上で、入力した文字に、文字パレット上で選択したのと同じフォントを設定する。
◆補足
文字パレットから入力した文字には、文字パレットの[フォント]で指定されているフォントが設定されます。
入力後、必要に応じてフォントを解除・変更します。