このFAQは、「記号外字1800 ATOK16用」をお持ちの方を対象としています。
記号外字1800 ATOK16用の辞書(KGATOK16.DIC)は、ATOK 2007をセットアップしたあとに自動的に表示されるスタートアップツールを実行することで、ATOK 2007に引き継ぐことができます。
旧バージョンのATOKで記号外字辞書を使用していたパソコンに、ATOK 2007をセットアップした場合は、すでに引き継ぎが完了しています。I の手順で記号外字辞書が設定できているかどうか確認します。
※別のパソコンに記号外字辞書だけをコピーしてATOK 2007に設定したい場合は、II を確認してください。
I 辞書の設定を確認する
■操作
- ATOKパレットの [メニュー]をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]に表示されている辞書セットをそれぞれ選択し、右側の辞書セットの内容に[EAST 記号外字辞書]が存在するかどうか確認します。
※いずれの辞書セットの一覧にも[EAST 記号外字辞書]が表示されていない場合は、次の操作を行います。
- [辞書セット一覧]で辞書を追加したい辞書セットを選択します。
- [辞書の追加・削除]をクリックします。
- [追加可能な辞書の一覧]から[EAST 記号外字辞書]を選択し、[追加]をクリックします。
[辞書セットの内容]に[EAST 記号外字辞書]が追加されます。
※[追加]が淡色で表示され、クリックできない場合は、こちらを確認してください。
- [OK]をクリックします。
[辞書・学習]シートに戻ります。
- [EAST 記号外字辞書]が の場合は、クリックして にします。 の場合は、そのまま利用できます。
- [OK]をクリックし、ATOK プロパティを終了します。
※上記操作で記号外字辞書の設定ができていた場合は、以降の操作は不要です。
操作3.で[EAST 記号外字辞書]が存在しなかった場合は、II に進みます。
II 辞書コンバートを行う
■操作
※別のパソコンから辞書を移行する場合は、あらかじめ移行先のパソコンに記号外字辞書をコピーしておいてください。
1 辞書コンバートを行う
旧バージョンの記号外字辞書をATOK 2007の辞書の形式にコンバートします。
- ATOKパレットの [メニュー]をクリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
辞書ユーティリティは、ユーザー辞書(ATOK20U1.DIC)を開いた状態で起動します。
- [ファイル-辞書コンバート]を選択します。
- [変換元辞書]の[参照]をクリックし、記号外字辞書のファイルを選択して、[開く]をクリックします。
【例】C:\記号外字1800\KGATOK16.DIC
- [変換先辞書]に新しく作成するATOK 2007の辞書ファイル名をドライブ名・フォルダ名から入力します。
[参照]をクリックすると、フォルダなどをクリックして選択できます。
【例】Windows Vistaの場合
C:\Users*1\<各ユーザー名>\App Data\Roaming\Justsystem\ATOK20\<辞書ファイル名>.dic*1エクスプローラなどでは「ユーザー」と表示されます。
【例】Windows XP/2000の場合
C:\Documents and Settings\<各ユーザー名>\Application Data\Justsystem\ATOK20\<辞書ファイル名>.dic - [タイトル]に、新しく作成する辞書のタイトルを入力します。
辞書の内容や特徴がわかりやすいタイトルを付けておくと便利です。
- [OK]をクリックします。
変換元辞書をもとに、ATOK 2007の辞書が新しく作成されます。
- 「終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- 画面右上の[×]をクリックして、辞書ユーティリティを終了します。
2 辞書を設定する
コンバートした辞書をATOK プロパティで設定します。
- ATOKパレットの [メニュー]をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]から辞書を割り付けたい辞書セットを選択します。
※スペースキーで変換できるようにする場合は、[標準辞書セット]を選択します。[F5]キーで変換できるようにするには、[オプション辞書セット]を選択します。
- [辞書の追加・削除]をクリックします。
- [追加可能な辞書の一覧]から、1 でコンバートした辞書を選択し、[追加]をクリックします。
追加したい辞書が表示されていない場合は、[ファイルを指定して追加]をクリックし、1 -4.で設定した場所を指定し、追加します。
- [辞書セットの内容]に追加した辞書名が表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。
[辞書・学習]シートに戻ります。
- [OK]をクリックし、ATOK プロパティを終了します。
次回起動したアプリケーションから辞書が使用できるようになります。